地元の会社でトヨタの自動車部品を作っていることから、安定した会社だと言うことで入社を決めました。入社時はそれほどモノづくりに興味があったわけではありませんが、仕事内容をを覚えていくうちに、次第に興味が湧いてきました。
最初は総務でしたが、2年ほど前に今の営業技術に配属されました。業務内容は新規製品の生産準備を行っており、具体的には金型の手配、成形品のトライ(実機での製造)、成形機の手配などです。製品の製造に最初から最後まで関わるので、トータル的に考えなければなりませんし、生産現場と製造技術の両側に立って判断することも多いですね。
自分が立ち上げた製品が、実際に車に着いているのを見ると、その時の苦労や思いが甦ってきて感慨深いものがあります。一つの製品を作ることの難しさを常に感じているだけに、やはり実車で使われているものを見ると嬉しくなりますね。
部署には他に6人いますが、それぞれが任された実務に取り組んでいるので、協力して何かをすることはありませんが、情報の共有や個々の問題解決のためによく話しはします。部署内だけでなく、社内全体がコミュニケーションを取りやすい雰囲気です。
生産現場に配属されてから射出成形2級の資格を取得し、さらにその後1級に合格しました。これは社内で初めてのことで、さらに最上級の特級を取得できるよう頑張りたいと思います。
平均年齢が30代と比較的若い人が多い会社です。やる気さえあれば若くてもいろいろなことにチャレンジしやすい会社だと思いますので、一度会社見学で社内の雰囲気を味わってみてください。